2020.06.01組織作り

「チーム」と「グループ」の決定的な違い!良いチームを運営するコツとは

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「チーム」と「グループ」の決定的な違い!

「チーム」と「グループ」という2つの単語を並べてみたとき、多くの方はほぼ同じ意味だと感じるかもしれません。しかし、「人が集まった様子」を意味するこの2つの単語は大きな違いがあるのです。

そこで今回は、チームとグループの違いを説明しながら、チームとして仕事をするときに陥りがちな問題点や「良いチーム」を築き運営するためのコツをご紹介します。

「チーム」と「グループ」の違いは?

まずは、チームとグループという一見同じ意味に見える言葉の違いがどこにあるかご紹介します。ビジネスにおいて、この2つの言葉のうち「チーム」が多用される理由も、それぞれの意味を理解することで分かるかと思います。

チーム

チームとは、全員が1つの目的や目標を達成するという意思のもとに集まった・集められた人の集団で、共同作業を実行する集まりに対し用いられます。ビジネスの場合は、主に計画の実現や成功、改善に向けて共同作業を行います。

また、スポーツの集団競技で集められる選手たちに対しても、チームという呼称が与えられます。チームとはどんなものか考えるときは、スポーツチームを想定すると「勝利」という1つの目的を持って全員が競技に取り組む様子が思い浮かび、分かりやすいでしょう。

グループ

グループは、単に複数の人が集まっている状態を指します。基本的に、集まった人々が共通の要素を持っていることはあっても、共通の目的や目標は特にないという状態です。協力し合って何かを成し遂げるというよりは、単純に分類され区分けされた集団という意味合いが強いといえます。

チームが機能不全に陥る原因は?

チームが機能不全に陥る原因は?

ビジネス目標達成のために人を集めて作られた「チーム」なのに、うまく機能していないと感じる機会もあるかもしれません。

ここでは、目標達成のために作られたはずのチームが、その機能をストップさせてしまう原因や理由について見ていきましょう。

共通の目標を把握しておらず、それを常時意識できていない

チームは、目標や目的達成のために集まった人員です。そのようなチームの人員が、共通であるはずの目的・目標をよく理解していない状態のままでは、十分な協力体制を築くことができません。

また、目標や目的を理解はできていても、それに対する意識が散漫になったり、欠如させたりする状況を放っておくことも、チームを機能させない要因となり得ます。

各人員の役割を明確にできていない

チームワーク(チームで取り組む仕事)において真っ先に決めることは、各メンバーの役割です。どれだけ目標を意識していても、役割分担を初めにきちんと行わない状態のまま作業を始めてしまうと無駄が多くなり、目標へ早くたどり着けません。

熱意や意欲、互いの称賛の意思に欠けている

各メンバーに目標への熱意や高いモチベーションがない状態では、チームとして質の良い共同作業はできません。また、メンバー間で褒め合う場や対話の場がなく、険悪だったり弛緩していたりする雰囲気ではまとまりも生まれないでしょう。

良いチームを運営するコツ

良いチームを運営するコツ

各メンバーが目的を理解し、役割分担を適正に行い、全員が熱意を持って取り組めればチームはうまく機能します。しかし、実際にチームを意欲的で結束力ある状態に保つには、どのような取り組みが必要なのでしょうか。ここでは、良いチーム運営のコツをご紹介します。

リーダーが目的・目標を明示する

先に述べたように、全員が共通の目標を意識できていないとチームは機能不全に陥ってしまいます。まず、チームのリーダーが強く目標を意識し、それをメンバー全員が理解できるよう明示しましょう。

各メンバーの役割を確実に務めてもらうために、マニュアルを作る

役割分担をはっきりさせ、メンバーが役割に忠実に動けるように、各業務のマニュアルを作っておくことも効果的です。マニュアルによって業務の品質を一定で高く保てることで、余裕が生まれればメンバーの個性も活かされてさらなる相乗効果が生まれるでしょう。

単なる会議ではない「話し合い」をする

会議ではなく、各メンバーの価値観を共有するための「話し合い」の機会を設けることも、良質なチームワークを生み出します。指示・命令ではなく、横のつながりを意識した意思疎通を図ることで「各個人の共通認識としての課題や問題点」を洗い出し、目標の再確認や振り返りにつなげましょう。

おわりに

ビジネスでの「チーム」にも、スポーツのチームと同様「全員が1つの目標を意識して行動し、メンバー間の相乗効果を生む」ことで良い結果を引き出す目的があります。

人が集まれば集団心理が働きますが、ポジティブな集団心理は良いチームワークを生むことにもつながります。集団をチームとして機能させ、よりよく運営していくために、互いの価値観を知ってプラスの評価をし合うことから始めてみてはいかがでしょうか。

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