2019.03.16社員教育

後継者育成の方法は?経営承継に必要なマインドについて

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後継者育成の方法は?経営承継に必要なマインドについて
経営者の高齢化が進む昨今、中小企業でも経営承継や後継者育成に関する悩みが増えてきています。会社を任せられるような後継者を育成するには、どのようなマインドが必要なのでしょうか?
今回は、優れた経営承継とはどういうものなのかについて、また、後継者育成方法のポイントについてもご紹介します。

経営承継、後継者育成について

会社の経営を後継者に引き継ぐことを「事業承継」といいます。事業承継はさらに「経営承継」「所有承継」「後継者育成」と3つに区分できます。

「経営承継」…会社の経営を引き継ぐこと
「所有承継」…自社株などを引き継ぐこと
「後継者育成」…引き継ぐべき人間を育てること

大企業はもちろんのこと、中小企業でも後継者について悩んでいるところが少なくありません。経営者の高齢化も進み、スピード感を持って経営承継を進めたいと考えているところも多いようです。
ただし、事業承継には時間がかかります。経営承継・所有承継・後継者教育の三本柱を意識してじっくりと取り組んでいくことが、企業の維持・発展には必要となるでしょう。

経営承継で知っておきたいマインドについて

経営承継で知っておきたいマインドについて
経営承継をするにあたって重要なのは、後継者をどう選ぶかです。実際に誰を指名するかを選ぶ際には、能力面とマインドの両面を見て総合的に判断しましょう。

後継者として必要になる能力

経営者に求められる基本的な能力としては、リーダーシップやコミュニケーション力など、組織を牽引する力が挙げられます。また、判断力・決断力に加え、財務税務などの経営に必要な知識も理解していく必要があるでしょう。人の上に立つものとしては、社内で信頼を得ていることも前提条件です。

経営承継に必要となるマインド

経営者は会社の業績アップに努めるだけではなく、従業員たちの生活そのものを背負う覚悟が必要になります。多くの人の人生を受け止めることになるため、強い精神力が求められるのです。
さらに、会社に借入金がある場合は、担保を引き継がなくてはなりません。健全経営をしている会社でも多少の借金はあるものですが、この点でも精神的な強さが試されるのではないでしょうか。
経営者には、現場の仕事に直接関係ないところでも、多くの苦労があります。どんなに厳しい状況に陥っても、社員を不安にさせずに乗り越えられる度量と精神力を持っていることが、経営承継の際には判断ポイントとなるのです。

後継者育成のポイント

後継者育成のポイント
仕事の能力については、経験を積むことである程度成長が期待できます。また、承継前にさまざまな部署・現場で仕事をさせたり、他社への出向などを経験させたりすることで、スキルは身についていくことでしょう。
しかし、マインドについては働いていれば自動的に身につくものではなく、意識的に育てていく必要があります。例えば、後継者の候補となる人材を役職に就かせ、リーダーシップとともに責任感を育成していくのも良いでしょう。代表者の右腕に据え、経営の難しさを肌で感じてもらうのもおすすめです。
また、定期的な面談を行って不安や問題点などを聞き出してみてください。気持ちを言葉にすることで思っていたことが明確になり、新しい気づきが生まれることもあります。実際に経営承継した後も、随時相談に乗ってフォローすることが大切です。

おわりに

経営承継をスムーズに行いたいと考える中小企業経営者の方は多いはず。特に会社の規模が大きかったり、経営が厳しかったりすれば、後継者育成には悩んでしまうのではないでしょうか。
後継者選定の際は、マインド面を重視して選ぶことをおすすめします。スキルは後からでも身に着けられますが、マインド面はそれまでどのように仕事に取り組んできたか、どのような指導を受けてきたかで決まりやすいためです。
後継者候補を見つけたら将来を見据えて育成し、会社を背負う覚悟があるかどうか見極めましょう。

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