2020.09.16組織作り

勤怠管理の目的と必要性は?勤怠管理の重要性を解説

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勤怠管理の目的と必要性は?

勤怠管理は、給与計算や人事評価などに関わるものであり、適切に行われる必要があります。勤怠管理が重要だと認識している人は多いかもしれませんが、具体的な目的や必要性まで把握している人は少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、勤怠管理の目的や必要性をご紹介します。

勤怠管理とは

勤怠管理とは

勤怠管理とは、会社側が社員の出退勤や休暇など勤怠情報を記録して管理することです。正しく記録し管理することで、正確な勤務時間、残業時間、休暇取得などを把握することができます。

勤怠管理にタイムカードやエクセルを利用している企業は多いのではないでしょうか。最近では、勤怠管理システムの機能も充実しており、ICカードやスマホから勤怠管理ができるものもあります。

勤怠管理の目的

では、勤怠管理は、どのような目的で行われているのでしょうか。

正確な給与計算を行うため

まず、挙げられるのが、給与計算です。正確な勤怠情報があることで、正しい給与計算が可能になります。特に時給制の給与支払いの場合、正確な勤怠情報がなければ、給与計算を行うことができません。

また、給与は税金や保険料にも関わってきますので、その意味でも給与計算を正確に行う必要があります。

不正や過剰な残業を防ぐため

正確な勤怠管理ができると、遅刻や早退も分かるので、不正防止につながります

また、近年は、過剰な残業で過労死につながる可能性があるとして長時間労働が大きく問題視されています。長時間労働を防止するためにも、勤怠管理は大切です。

長時間労働を防ぐことができれば、社員の健康にもつながります。

コンプライアンス(法令遵守)のため

コンプライアンスとは、企業が法令を遵守することを指します。勤怠管理は、労働基準法の定めに沿って行われる必要があります。

2017年5月より、厚生労働省は労働基準関係法令違反の事例を公表しています。この事例は社会的な制裁の意味合いがあり、企業名も公表されます。いわゆるブラック企業としてイメージダウンにつながってしまう可能性があります。

コンプライアンスを重視した企業イメージには、正確な勤怠管理が不可欠だと言えるでしょう。

生産性を計測するため

正確な勤怠管理情報があれば、生産性の計測も可能です。

業務上生み出された成果を労働時間で割ることで、労働生産性を計算することができます。

労働生産性のデータをもとに改善すべき点をハッキリさせることで、生産性向上のきっかけが生まれます。

勤怠管理の必要性について

勤怠管理の必要性について

36協定

36(サブロク)協定は、労働基準法36条に基づいた法律のことです。法定の労働時間(1日8時間、週40時間まで)を超えて残業を命じる場合、会社側と社員側で書面による契約を結ぶ必要があります。

この協定書面は、労働基準監督署への提出が義務付けられています。

協定書面なしで法定の労働時間を超える労働を命じることはできません。万が一、36協定に違反した場合は、経営者・管理者に罰金が科せられる可能性があります。

知らないうちに労働基準法に違反していた、ということにならないように正確に勤怠管理を行い、把握しておく必要があります。

年次有給休暇の取得が義務化されている

働き方改革関連法が施行されたことにより、年間10日以上の年次有給休暇を与えられている社員は、5日以上の有給休暇の取得が義務付けられています。

業種や業界を問わず、既定の有給休暇日数の取得が義務付けられるため、今まで以上に社員の休暇を正確に把握する必要があります。

おわりに

今回は、勤怠管理の目的と必要性をご紹介しました。

勤怠管理は、社員の勤怠情報を正確に把握するために不可欠な業務です。生産性の向上や、公平で望ましい人事評価につなげるためにも重要と言えるでしょう。最近では、勤怠管理システムが充実しているため、ツールを利用して管理するのもお勧めです。

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