2020.03.16社員教育

新入社員研修のマニュアル作成のコツは?若手育成の注意点について

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新入社員研修のマニュアル作成のコツは?

就業経験のない新入社員を育てるには、1からの指導が必要です。研修で何を身に着けさせ、配属後の実務を通じていかに意欲を生むべきかと、悩みを抱えている方も多いと思います。

そこで今回は、新入社員研修で押さえたい点や研修マニュアル作りのコツ、若手育成の注意点についてご紹介します。

新入社員研修で押さえるべき内容

新入社員研修で押さえるべき内容

マニュアルを作成する前に、研修で教育すべきことや押さえたい研修内容についてまとめておきましょう。

こちらでは、新入社員研修において実施したい内容や押さえたい要点についてご紹介します。

社会人の基本マナーや電話・メールのマナー

新入社員研修で、必ず教えたいのは業務上のマナーです。挨拶・立ち居振る舞いや敬語・言葉遣いをはじめ、メールやメッセージアプリ連絡を取る機会も多いため、それらの文書マナーについての研修は必須と言えるでしょう。

業務の覚え方

業務そのものは、新人が研修を終え現場への配属後にOJTで教わることが主体です。新入社員研修では、「現場に出てからの業務の覚え方」について学ぶ機会を設けましょう。おおよその業務の流れを説明するとともに、OJTでのメモの取り方も教えたいポイントです。

会社から新人へのメッセージ

仕事内容やマナーについての教育は非常に重要ですが、気を付けないと研修内容が偏ってしまうこともあります。最初の社員教育では、同時に会社として新人へのメッセージを送ることも大切です。

この会社でどのような社会人となってもらいたいか、配属先の業務では何を目指すのかなどを、初めに伝えましょう。新人が業務で迷ったときにどう行動すべきか、その基準が明確になります。

マニュアル作成のコツ

新入社員研修にマニュアルがあれば研修時の資料として配布し役立てられるほか、研修後実務に入ってからも新人が困ったときに読み返せます。

ここでは、研修から配属後の業務まで長く役に立つマニュアルを作成するポイントをご紹介します。

最新の情報にアップデートする

業務内容の基本が変わらないなどで、初回作成時の情報をアップデートしながら毎年マニュアルを作成している会社も多いと思います。しかし、その情報が少しでも古いと現場のルールとマニュアル上の記載に食い違いが生まれ、新人が迷ってしまいます。

最新の情報が掲載されていなければマニュアルとして不完全と考え、多少手間はかかりますが現在の業務ルールに即した内容をキープするようにしましょう。

また、最新の更新記録や更新に関する履歴もマニュアル上に残しておくと良いでしょう。

閲覧できるシチュエーションを増やす

マニュアルの電子化を図っている会社も多いのではないでしょうか。

しかし、文書データを各メンバーに配布しローカルファイルに保存させるだけでは、閲覧の機会が限定され十分に役立てられません。機密情報の管理に留意しつつ、安全性の高いクラウド上のフォルダ内で共有するなどし、社内のどこにいても再確認できる状態にすると良いでしょう。

画像や図を的確に使用し、短文で分かりやすく記載する

小さな文字の難しい長文と内容に無関係な挿絵だけのマニュアルでは、読み進めることが億劫になります。分かりやすく簡潔な文章を意識し、図や画像で説明できるものは大きく図示するなど、読みやすさ・見やすさを意識した内容にしましょう。

若手育成の注意点は?

若手育成の注意点は?

若手の特性を意識し、モチベーションを引き出す育成のため、どのような点に注意すべきなのでしょうか。ここでは、若手の育成における注意点をご紹介します。

声かけに努める

承認欲求が強い若手世代は「気にかけられている」と感じると頑張る意欲が湧くという特性を備えている傾向にあります。逆に放っておかれると、その先を想像して主体的に動く力が損なわれてしまう面もあるでしょう。まめに声をかけ、本人に役割を与え今後に期待しているという意識付けすることをおすすめします

達成感や成功体験を継続的に意識させる

小さなことも好意的に評価したり、やりきった実感を与えたりすることで、次へのモチベーションが生まれます。それが1つずつ積み重なれば、やがて自主的に行動する自信の創出にもつながるでしょう。

問い詰めず提案型のコミュニケーションを取る

万一ミスをした場合に「なぜミスしたのか」と尋ねると「責められた」と感じさせ、さらに苦手意識を植え付けることになりかねません。「ミスをなくすため、次にどうするか」と提案型の問いかけをし、挑戦に対する積極性を持つことを促していきましょう。

おわりに

今回は、新入社員研修の要点やマニュアル作成のコツ、若手社員の育成で注意すべき点についてご紹介しました。

昨今の新入社員の特徴として「指示以上の行動が苦手」と言われがちですが、ポジティブな特性をとらえて的確な指導を行うことで、仕事や会社に対し意欲や愛着を引き出せる育成につながるでしょう。

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