2020.02.01社員教育

フォローアップ研修とは?目的や実施する意味について

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フォローアップ研修とは

社内研修が終了してから、一定期間後に再び実施される研修のことを「フォローアップ研修」と呼びます。前回と同じ講師と受講者が再度集まり、前回の研修をもう一度おさらいするのが一般的です。

しかし、終わった研修をなぜ再度振り返る必要があるのか疑問に思う方もいるかもしれません。

そこで今回は、フォローアップ研修の目的や意味、なぜ実施が必要なのかについてご紹介します。

フォローアップ研修とは?

フォローアップとは、「追跡調査」「効果測定」などの意味を持つ言葉です。

つまり、フォローアップ研修とは、「前回の研修とその後の業務を振り返り、効果がどれだけあらわれているか検証するための研修」という意味があります。

フォローアップ研修の内容

フォローアップ研修の主な内容は、以下の通りです。

・前回行った研修内容の振り返りと、研修内容の定着の確認

・研修後の業務における悩み事や課題の抽出

・現状の課題に対する解決策の導出や目標の設定

単に前回の研修を再度おさらいすることにとどまらず、研修を受けた後、業務の中で各社員が現状どんな課題や悩みを持つに至ったかについても確認します。

その上で、解決に向けて問題を分類し、具体的に目標を設定するところまで行います。

フォローアップ研修の実施時期

一般的には、初回の研修の修了後3~6カ月後にフォローアップ研修を実施することが適していると言われています。実施回数は1~2回というケースが多く、極力業務に支障の出ないスケジュールで日程を決めると良いでしょう。

フォローアップ研修の目的は?

フォローアップ研修の目的

フォローアップ研修は「復習」の意味合いが強いものと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、フォローアップ研修は、単なる学び直しにとどまらない目的も持っています。

こちらでは、フォローアップ研修を実施することの目的についてご紹介します。

フォローアップ研修の主な目的

・研修で学んだことを各メンバーが正しく習得できているか確認すること

・再研修による定着度の向上

・研修で身についたことが、実務でどう生かされているか効果を測定すること

・研修を受けて業務にあたった上で、メンバーが現在どのような悩みや課題を抱えているか話し合い、課題を共有すること

・問題の解決方法を模索し、不安や悩みの解消につなげること

・ビジネスにおけるマナーやスキルを再確認、再履修すること

・問題点の共有や対策を話し合うことでの自信やモチベーションの醸成

フォローアップ研修の目的は、前回研修した内容の復習だけでなく、同じメンバーで集まり業務で生じた悩みや問題を共有し解決に向け取り組むことも含まれます。

共に話し合って抱えた問題点を知り、その対策を講じることはチームワークの強化やメンバーのモチベーションアップにもつながるでしょう。

フォローアップ研修を実施する意味は?

フォローアップ研修を実施する意味

次に、フォローアップ研修をなぜ実施するのか、実施することで業務や受講メンバーにどのようなメリットがあるのかをご紹介します。

研修内容の再履修で深い理解が得られる

例えば、新人研修であれば入社後すぐに実施されるケースが多いため、配属や通常業務の開始より前に行う場合が一般的です。本格的に業務にあたる前段階ですから、研修内容の理解が難しい部分もあるでしょう。

数カ月間の実務を経て、仕事に慣れた段階でフォローアップ研修を受講し再度研修内容について履修することで、業務にあたる立場として研修内容への理解がさらに深まります。

業務で生じた疑問や課題の解決の場になる

研修を受け、その内容をしっかり学んだ上で実務にあたったとしても、社会人としての悩みや業務上の問題点が生じることもあるでしょう。フォローアップ研修では悩みや疑問を放置せず、きちんと話し合って対策を講じたり、解決手段を提供したりする場でもあります

1人で悩んでいても、解決策を導き出すことは難しいものです。研修時のメンバーが再度集まり、自分たちが置かれた状況や抱える問題を話し合って振り返れることは、解決手段の明確化にも大きく役立つでしょう。

おわりに

今回は、社内研修の3~6カ月後に研修内容を再履修する「フォローアップ研修」の目的や意味、得られる効果についてご紹介しました。

特に、新人として働き始めてから数カ月後は、社会人としての立場を強く意識するがゆえの悩みも増えるタイミングです。研修メンバーが再度学び、話し合う場を設けることは、壁にぶつかっている社員に自信を取り戻させるきっかけにもなり得ます。フォローアップ研修を適した時期に実施することは、社員に積極的な成長の機会を与えることにもつながるでしょう。

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