2019.09.01組織作り

フレックスタイム制のメリット・デメリットとは?コアタイムや導入の注意点

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フレックスタイム制のメリット・デメリットとは?コアタイムや導入の注意点

ワークライフバランスが重要視される現在、フレックスタイム制を導入する企業が増えてきました。従業員が働きやすい環境にすることができる自由度の高い制度ですが、その分しっかり制度を理解しておく必要があります。

フレックスタイム制とはどんなものなのか、そしてメリットやデメリット・注意点を見ていきましょう。

 

近年話題のフレックスタイム制とは?

フレックスタイム制とは、「社員が始業・終業時間を決められる」制度。日本では1988年に初めて導入されました。

 

フレックスタイム制の勤務時間は「清算期間」として捉える

フレックスタイム制は、「清算期間」と呼ばれる期間の中で、「契約時間」と呼ばれる所定の労働時間があらかじめ定められています。この清算期間の中で、契約時間を超えない範囲で働けるため、ある程度自分で始業時間と終業時間を決められます。

2019年4月に、それまで1ヶ月と定められていた清算期間の上限が3ヶ月に変更され、月をまたいだ勤務時間の調整が可能となり、より良い制度になったと言えるでしょう。

 

フレックスタイム制のコアタイムとは何か?

フレックスタイム制のコアタイムとは何か?

「コアタイム」とは、1日のうち必ず出勤していなければならない時間を指します。フレックスタイム制の場合、会議などの予定を組みにくいという面があるため、コアタイムを設定するケースが一般的です。

毎日設定する必要はなく、曜日によって設定したり、1日の中で分割して設定したり、そもそもコアタイムをなしとすることも可能で、会社によって異なります。

 

フレックスタイム制導入のメリット・デメリット・注意点

フレックスタイム制導入のメリット・デメリット・注意点

フレックスタイム制導入におけるメリット・デメリットを見ていきましょう。注意点とともにご紹介します。

 

フレックスタイム制導入のメリット

フレックスタイム制のメリットとしては「プライベートと仕事の調整をしやすい」点が挙げられます。

例えば「病院に行きたい」「子どものお迎えに行く」といった場合も自身で出勤時間・退勤時間を調整することができます。

「定時」がなく自分の仕事が終われば帰宅できるため、残業を減らせるメリットもあります。

また、首都圏に勤める人などは特に、「満員電車に乗らなくて済むため通勤が楽」という部分に魅力を感じているようです。

 

フレックスタイム制導入のデメリット

フレックスタイム制は、自分で仕事の開始・終了時間を決められると説明しましたが、あらかじめ決められた契約時間の中であれば何時間働いても残業代が出ないことがデメリットとして挙げられます。

また、フレックスタイム制は時間に自由がきく半面、計画的に進めないと、期日までに仕事が終わらない、という状況にもなりかねません。しっかりと自己管理することが非常に重要です。

出社・退社する時間が社員により異なるため、コミュニケーションが取りにくい面もあります。朝礼などで連絡事項を伝えることもできないため、コミュニケーションの取り方は工夫が必要でしょう。

 

フレックスタイム制導入の注意点

フレックスタイム制の導入には、いくつか注意点があります。

まず、従業員の労働時間を正確に把握できる仕組みをつくりましょう。フレックスタイム制の場合、どうしても勤務時間の把握については複雑になりますが、当然契約時間を越えた分は残業代が発生します。そのため、どのように勤務時間を把握するかを決めておく必要があります。

さらに、フレックスタイム制を導入する際には、制度を導入することやコアタイムなどについて就業規則に記載をした上で、労使協定を締結する必要があることも注意点として覚えておきましょう。

 

おわりに

勤務の自由度が高く、プライベートと仕事のバランスが取りやすいフレックスタイム制度。メリットが多い制度ですが、その反面デメリットがあることも理解しておく必要があります。

うまく導入できれば、生産性の向上、ひいては働きやすい会社の実現にも繋がります。この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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