2017.10.30組織作り

自己肯定感を高める方法は?セルフエスティームが低い社員の原因と特徴

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仕事に対して前向きに取り組めない社員やコミュニケーションに問題を抱えている社員は少なくありません。社員がそのような問題を抱えている背景には、セルフエスティームが低いことが原因として考えられます。今回は、セルフエスティームが低い原因と特徴、そして社員の自己肯定感を高める方法についてご紹介します。

セルフエスティームが低い原因

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セルフエスティームの高低に最も大きな影響を与える要素として考えられているものが、生まれ育ってきた環境です。以下の5つのような環境下で育つと、セルフエスティームが低くなってしまうといわれています。

【1】親の過干渉・過保護

親による過干渉・過保護は、「あなたにはできない・任せるのは心配」というメッセージの裏返しです。子供は、自分で決めたことを達成する機会を失い、自信をつけることができません。

【2】親に褒められなかった・認められなかった

自己肯定の感覚は、他者に褒められ、認められることで育まれます。子供のころ親に褒められたり、認められたりした経験がない、もしくは少ない人は、セルフエスティームが低い傾向があります。

【3】虐待の経験

自己肯定の対極にあるものが自己否定です。親からの虐待は自己否定の感覚を芽生えさせ、大人になってもその感覚は残ってしまいます。

【4】自分で選択する機会の喪失

物事を自分で選択する機会を与えられた子供は、自己肯定感につながる自分が尊重されている感覚」を覚えます。しかし、選択の機会を与えられない場合、この感覚を育てることができません。

【5】親が話を聞いてくれなかった

話を聞かず頭ごなしに叱ってばかりの親のもとに育つと、「自分が悪い」という感覚だけが大きくなってしまいます。当然ながら自己肯定感は培われません。

セルフエスティームが低い社員の特徴

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セルフエスティームが低い場合、以下の4つのような行動的特徴が現れると考えられています。

【1】人よりも優位に立ちたがる

他人よりも自分が優位な存在だと思い込むことで、自己肯定感を得ようするタイプです。他人への批判やおせっかいなアドバイスを頻繁に行う傾向があります。

【2】無関心を装う

何事にも無関心であるかのように振る舞い、本気で物事に取り組むことができないタイプです。「人畜無害な自分」を演じることも多いようです。

【3】常に消極的

このタイプは「自分には無理」という感情を常に抱いています。褒められることに抵抗感を覚えてしまうのも特徴です。

【4】人の目を過度に気にする

何をするときも人の目や評価を気にしてしまうタイプもいます。失敗を気にするため、他人より率先して行動することはあまりありません。

自己肯定感を高めるには

上述したような特徴に当てはまるセルフエスティームの低い社員に対しては、以下の2つのポイントを意識して接することで、自己肯定感を少しずつ高めていきましょう。

【1】ネガティブな感情を蓄積させない

何よりも自己肯定感を今以上に低下させないことが大切です。リラックスして話せる関係を築き、ネガティブな感情を抱え込ませないようにしてください。本人が本当の気持ちを話せるようにすることが重要です。

【2】可能な限り肯定的な言葉を投げかける

前述したとおりセルフエスティームの低い社員の多くは、子供のころの体験が影響しています。彼らの根強い自己否定感を払拭(ふっしょく)するためには、積極的に肯定的な言葉を投げかける必要があります。良い点があれば、ささいなことでも褒めるようにしてください。

おわりに

今回は、セルフエスティームが低い原因と特徴、そして社員の自己肯定感を高める方法についてご紹介しました。

自己肯定感の低さには育ってきた環境が起因しているため、改善は容易ではありません。しかし、前向きな気持ちを持たせることは可能です。今回ご紹介したポイントをしっかりと押さえ、根気強く教育やフィードバックを行い、少しずつ社員の自己肯定感を高めていきましょう。

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