2016.02.16社員教育

中堅社員に期待する役割とモチベーションを向上させる方法

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入社後、さまざまな経験を経て仕事に慣れてきた時期である社歴4~5年目の若手社員から、管理職一歩手前の位置にいる40代前半位までの社員は、「中堅社員」と呼ばれています。中堅社員は企業の中心となって働くことが求められますが、最近では企業から一番期待されているこの時期にモチベーションが低下し、仕事に対する意欲を失ってしまう人々が増えています。業績を上げるべき中堅社員がやる気のない状態では、企業の経営状態も悪化するなど、立ち行かなくなる恐れがあります。今回は中堅社員の役割や、そのモチベーションを向上させる方法についてご紹介します。

中堅社員に期待する役割

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中堅社員には、今までの業務で身に付けたスキルや経験を生かし、スタッフの中心となって働くことが期待されます。目標達成に向けての課題の発見と顕在化、課題や問題点の解決方法の策定、全体のスケジューリング等、経験をもとに広く対応することができるはずです。また、実務以外にも、チーム内の連絡事項や指示の共有、業務支援などスタッフの管理業務にも手が回る社員もいるでしょう。
実に幅広い業務を担当しなければならないため、求められる能力の土台作りが若い時代にできているかどうかで、中堅社員としての役割や立場が決まります。

中堅社員のモチベーションを向上させる方法

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中堅社員への期待、役割を明確化してきちんと伝える

中堅社員がモチベーションを失ってしまう原因の1つに、自分に求められている役割や期待されているものが分からない、といった迷いがあります。持っているスキルや経験を生かしきれないと、目の前の仕事を淡々とこなすだけになってしまい、社員としての存在意義や自信がなくなってしまうのです。このようにならないためには、上司である管理者が部下の中堅社員に対して、明確に役割や期待事項を示すことが効果的でしょう。

成長実感を与える

自分自身の成長を実感できることは、モチベーション向上につながります。若手の段階では、日々学ぶことばかりで自身の成長を実感しやすいですが、中堅社員になるとある程度のレベルに達するため、日常業務で成長を実感できる機会は少なくなります。そのため、毎日の仕事に張り合いがなくなり、モチベーションも低下するのです。中堅社員でも成長を実感できる仕組みや制度を設けることが大切です。

キャリアの開発支援を行う

中堅社員のモチベーションが低下する3つ目の原因に、今行っている仕事が自分の思い描くキャリア展望と合わない、自身の目標が持てないという思いがあります。このような悩みを抱えている中堅社員に有効なのが、キャリアの開発支援を行うことです。目の前の仕事で手一杯な多忙状態では、視野が狭くなり、キャリア展望を思い描いたり目標を考えたりする余裕がありません。そのような中堅社員に対して、上司が現状の仕事に対する満足度や将来の方向性、目標を達成するための今後の行動指針などについて考える手助けをしてください。中堅社員が明確な将来のキャリアビジョンを持って働ければ、モチベーションを下げずに仕事に取り組めるでしょう。

おわりに

会社の成長のカギを握る中堅社員のモチベーションを保つことは、とても重要なことです。企業の中核となる中堅社員が役割を果たしていない状態では、安定した経営やさらなる発展を望むこともできなくなります。中堅社員に大きな期待を寄せている経営陣は多いと思いますが、期待するだけではなく、中堅社員がその力を存分に発揮できるように、モチベーションの向上・維持をはじめとしたさまざまなフォローを行うことも忘れないようにしてください。

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