2017.10.23組織作り

生産性の向上が見込める企業組織とは?褒める仕組みを作る方法

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現在では、企業が工数削減で業務効率化を図ることは一般的です。しかし、社員のマインドに働きかけて生産性の向上を図る施策として、「社員を褒めること」に取り組む企業が存在することをご存じでしょうか。今回は、褒めることで生産性の向上を見込める企業組織が生まれる理由と褒める仕組みを作る方法についてご紹介します。

褒められて生まれるモチベーションは何よりの活力

7215-00087-2まず、生産性にはどのような要素が影響を与えるのかご紹介します。

代表的な例として「工数」が挙げられます。1つの工数を終わらせるための「処理時間」も重要な要素です。さらに細分化すると、業務で使用するツールやシステムの使いやすさといった要素による影響も小さくありません。

しかし、実際に業務に取り組むのは他ならぬ人間です。社員のモチベーションによっては、工数を少なくしても、優秀なシステムを使って処理時間を短くしても、生産性は向上しません。生産性の向上を考えたときに、業務を行う社員のモチベーションは決して無視できない要素です。

褒めることが注目されている理由は、褒められたことで喜びを感じ、また褒められようと努力するというポジティブなサイクルを生み出せるためです。顧客を満足させるためにはまず自社の社員が満足して働くことから始まります。モチベーションを向上させて活力を持って働くために、多くの企業で「褒める風土」を作る動きが起こっています。

褒める仕組みを作るためには

7215-00087-3褒めることが生産性向上に与えるメリットについては先述した通りですが、「今日から褒め合いましょう」と突然提案したところで、風土として根付く前に形骸化してしまう可能性があります。ここでは、褒める仕組みを根付かせた企業が実際に行った工夫を2つご紹介します。

【方法1】人前で褒める

日本では謙遜が美徳と考えられているためか、お客さまを褒めることはあっても、身内で褒める機会は少ないでしょう。しかし、海外では褒める文化を持つ国もあります。

ある企業では、「可能な限り他の社員がいる前で褒める」という試みが効果を上げています。個別に褒められるよりも人前で褒められた方が本人のモチベーションは向上するものです。褒められる様子を目撃した他の社員も、「褒められるように頑張ろう」という気持ちになります。

【方法2】ささいなことに気付いて褒める

他人への関心が薄れていると、褒める要素が見つからない場合があります。社員の仕事ぶりや努力している点に気付いて褒めることが大切です。「褒める仕組み」を風土化させた企業の多くは、まず社員の仕事ぶりにしっかりと関心を持つことから始めています。

褒めると同時に改善点を伝える「サンドイッチ話法」

生産性向上のためには、改善を要求しなければならない場合もあります。一方で、改善点を伝えるだけのフィードバックは、叱ることに終始してしまい、社員のモチベーションを低下させてしまう場合もあります。このような改善の要求は「サンドイッチ話法」で伝えることが有効です。

サンドイッチ話法は以下の3ステップから構成されます。

【1】褒め言葉をかける

【2】本題である改善点を伝える

【3】最後に再び褒め言葉で締めくくる

ポジティブな褒め言葉で心を開かせ、最後に褒め言葉で話の印象をポジティブに締めくくることが、サンドイッチ話法の狙いです。対象の社員は気を落とさず、前向きに改善点を受け止められます。

おわりに

今回は、褒めることで生産性の向上を見込める企業組織が生まれる理由と褒める仕組みを作る方法についてご紹介しました。

生産性向上を実現するためには、業務の効率化だけではなく社員の気持ちにも目を向けることが重要です。企業組織に褒める仕組みを根付かせ、社員のモチベーションを向上させることを意識してみましょう。

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