2014.03.03人づくりマネジメントの基本と原則

第3回 プロ意識とは会社の顔としての自覚

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 “組織とは共通の目的のために働く専門家からなる人間集団である”という言葉を聞いて、“専門家”という言葉に違和感を覚える方も少なくはないと思います。英語では“プロフェッショナル”という言葉になります。ドラッカーはこの言葉を用いて、組織で働く人はすべてプロである、という事を強調しました。とても考えさせられる点です。
たとえ新人やパート、アルバイトとはいえ、給料をもらって仕事をしている以上、プロです。プロであるという事は、優れた仕事ぶりを要求される、という事です。組織で働く人には必ず役割があります。給料をもらって仕事をしている以上、期待される役割は果たす必要があります。
 新人の鈴木さん、パートの田中さん、アルバイトの山田君…、みんなプロです。彼らがお客様に対して失礼な対応をしてしまった場合、お客様は「まだ新人だからしょうがないね」とは思ってくれません。「御社の教育はいったいどうなってるんですか?」と厳しい苦言を突き付けられてしまいます。
 “組織に所属する”とは、すなわち“プロになる”という事を意味しています。お客様や社外の人と接しているその時、彼、彼女は会社の顔です。あいさつや目つき、仕草、身なり、電話応対、時間の使い方など、全ての判断や行動が、会社の方針として見られています。プロとしての自覚、持たせていますでしょうか。

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