2014.01.24新人教育の原理原則

第05回 ゆとり世代の5つの特徴 特徴4:自己成長への意欲は高い

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんな場面が思い当たることはありませんか?

いざ部署に配属になったものの、コピーを撮ったりデータの入力をしたり、と言う仕事に嫌気がさしたのか
「こんな仕事をしていてもスキルが上がらない、意味ありません!キャリアアップになりませんよ!」と、ことあるごとに口に出す新人には心当たりがないでしょうか?

「どんな仕事も最初は、雑用からだろ」「いっぱしの仕事は、一人前になってからにしろ」と、お考えかもしれません。実際私自身、視点や成長への意欲が高く、入社当時の仕事に物足りなさを感じていたというのはありました。しかし、やはり入社してすぐにスキルアップを口にする、と言う新人たちにはどうしても違和感を感じてしまいます。ところが、彼らの過ごしてきた経済情勢を考えてみると、なるほどな、と納得できる部分も出てきました。それを、これからお伝えいたします。

自己成長を求めるのは「最後に頼りになるのは自分だけ」という気持ち

「ゆとり世代」は、右肩下がりの日本経済の中に育ってきたといえます。大手金融機関の破綻が続いた小学校時代。中高生の時は親世代のリストラを見て過ごし、採用不況で就職難に陥った学生時代と、厳しい経済状況を、物心付いてからずっと間近で見てきた世代です。採用不況、終身雇用制度の崩壊・・・そういった厳しい経済状況の中で、自分たち自身の市場価値を高めていかなければ生き残れない!と彼らは考えています。それが「会社には頼れない、最後に頼りになるのは自分だけだから、早くスキルや実力を身につけたい」といった気持ちになって表れるのです。
成長意欲が強いということは、非常に良い側面でもありますが、強すぎると成長を焦ってしまうことにつながります。自己成長のみに焦点がいかないよう、まず組織の一員としての役割を果たすなど、より広い視点を持たせていくことが大事になってきます。

次回のコラムでは、ゆとり世代の最後の5つ目の特徴である「打たれ弱くチャレンジすることが恐い」ということについて、お伝えしていきます。ご期待ください。

ban_cat_new
  • このエントリーをはてなブックマークに追加