2014.01.23新人教育の原理原則

第02回 ゆとり世代の5つの特徴 特徴1:深く考え、答えを導き出すことが苦手

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こんな場面が思い当たることはありませんか?

仕事の進捗を聞いたときに、「教えてもらってないので、わかりませんでした。」と答えたり、「言われてないから、やりませんでしたがダメでしたか?」と言ってしまう新入社員を見かけたことはないですか?
もちろん私たちの世代も、最初のうちは仕事の右も左も分からないまま社会人になったという事実は同じです。けれども、ゆとり世代の新人たちを見ていて、
「教えられない」ことは 「分からない」  ⇒ 分からないままにしておく。
「言われていない」ことは ⇒ やらなくてよい と勝手に判断する。
ということについては、やはり気になってしまいます。
そんな中、あるとき、彼らと私たちの過ごした社会について考えてみることで、その違いに気づきました。それを、これからお伝えいたします。

情報化社会と共に育ったゆとり世代

ゆとり世代は、物質的に豊かな時代に成長してきた世代です。遊びや勉強のために様々な
ツールや、多くの選択肢が与えられました。
また、ゆとり世代は、情報化社会の進展と共に育った世代でもあります。彼らが小学校低学年の頃は既に、インターネットが大多数の世帯に普及しており、ネットを検索すればたいていのことは調べることが出来ました。そのため、情報の検索については得意なのですが、 “答え“というものについては、自ら考えるものではなく、“探す”もの、もしくは“選ぶ”ものという認識を強く持っています。

ビジネスの世界は情報のみでは動かない

問題になるのは、この認識がビジネスの世界に入ってからも続く、ということです。ゼロから考えるよりも、選択肢の中から選びたい、てっとり早く答えを見つけたい、と考えるのです。ビジネスの世界では“情報“や“答え“だけで動くことは、なかなかありません。「“情報“を自分の中でどう判断していくか?」が大事になってきます。「深く考え、答えを導き出す」機会の少なかったゆとり世代の新人たちには、今後、考える機会を与え、自ら答えを導き出す経験を積んでいってもらう必要があるといえます。

次回のコラムでは、ゆとり世代の特徴の2つ目「他者視点が育っていない」ということについて、お伝えしていきます。ご期待ください。

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