2014.01.23新人教育の原理原則

第01回 ゆとり世代を理解する

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■はじめに

「ゆとり世代」と呼ばれる新入社員・若手社員が企業に入社しています。現場では「ゆとり世代」と先輩・上司の間に様々なギャップが生じており、お客様先の新入社員研修を通じて私自身も、企業様から以下のような声をよく耳にします。

・指示待ちでミスを怖がる
・マニュアルや答えをすぐ求める
・注意されるとすぐに落ち込んでしまう
・自分の成長につながると思えないことはやらない
・主体的に動くことができず受身な姿勢である・・・ etc

とりわけ上記のような、ゆとり世代の若手・新人に多くいただく声の要因として、「ゆとり教育」をあげることは簡単です。しかし、それでは何も解決しません。これから入社する新人たちは、みな同じ時代背景の中で育ってきているのです。彼らが育ってきた環境や特徴を理解したうえで、「ゆとり世代を 世代を育てる力」を会社、上司が身に付けることが大切である、と私は考えています。

■ゆとり世代が育ってきた環境

それでは「ゆとり世代」の新人たちは、どのような環境で育ってきたのでしょうか?
以下は「23歳大卒 東京都出身の男性Aさん」の例です。

Aさんは1990年生まれ(湾岸戦争、都庁移転)。携帯電話を持ったのは小学校時代。中学校時代、友達や彼女とは携帯とメールで直接やり取りするのが当たり前(「自宅に電話して親につないでもらう…」という経験はありません)。宿題のレポートはインターネットで検索して作成してました。2008年大学入学(松下電器がパナソニックに社名変更、リーマン・ショック)、入学した年に4年生は内定切り、3年生は採用中止と先輩が就活に翻弄される姿を見ながらの大学生活です。

いかがでしょうか?Aさんは典型的なゆとり世代で、新人研修を通じて私がこれまで接してきた新人たちにも多く見られるタイプです。彼らを概観した結果、ゆとり世代の特徴を大きく5つにまとめることができました。

いかがでしょうか?Aさんは典型的なゆとり世代で、新人研修を通じて私がこれまで接してきた新人たちにも多く見られるタイプです。彼らを概観した結果、ゆとり世代の特徴を大きく5つにまとめることができました。

次回のコラムから、私がまとめたゆとり世代の5つの特徴について、一つ一つお伝えしていきます。ご期待ください。

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