2014.02.20人づくりマネジメントの基本と原則

第2回 ベクトルを一致させる

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 前回でお話しました通り、組織にマネジメントがなかった無機能な単なる人間集団になってしまいます。組織にはマネジメントが絶対不可欠です。そして、そのマネジメントを実践する人がマネジャーです。ですので、マネジャーという立場にある人は、そもそも組織とは何かを理解しておく必要があります。
 よく若手管理者から伺うお悩みの中で多いのが、「部門メンバーのベクトルが一致していない」という事です。とても重要な課題だと思います。ベクトルというのは数学や物理で出てくる言葉で、「力が加わる方向」といった意味合いになるでしょうか。私は理系ではないのであまり詳しくはありませんが(笑)。ベクトルが一致していない、というのは、部門メンバーが目指している方向が一致していない、という事になります。では、どの方向を目指すべきでしょうか?この方向が、“共通の目的”になります。
 部門には部門の“目的”があります。会社にも会社の“目的”があります。「なぜ、何のために存在する組織か?」との質問の答えが“共通の目的”です。会社全体の場合、経営理念や社是・社訓に描かれた事業への熱い想いです。これをドラッカーは、“使命(ミッション)”と言います。この“使命(ミッション)”は、ベクトルを一致させるカギを握っておりますので、また後程、詳しく解説していきたいと思います。

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